戦略コンサルティングファームの中途採用は、一般的な事業会社の選考と比べて面接回数が多く、独特の「ケース面接」が課されるのが特徴です。本記事では、一般的な選考フローと、各ステップで評価されるポイントを整理します。
※ 選考プロセスはファームや時期、応募ポジションによって異なります。
一般的な選考フロー
- 書類選考
- 筆記試験・適性検査(実施しないファームもあります)
- ケース面接(複数回)
- パートナー面接・最終面接
- オファー面談
面接は3〜6回程度行われることが多く、応募から内定まで1〜2か月程度かかるのが一般的です。
書類選考:実績よりも「思考のプロセス」
職務経歴書で見られているのは、担当業務の一覧ではありません。
- どのような課題に対して
- どのように考え、どのような打ち手を実行し
- どのような成果につながったのか
という、課題解決のプロセスが読み取れるかどうかが重要です。数字で成果を示せる箇所は、できる限り定量的に記載しましょう。
筆記試験・適性検査
論理的思考力や数的処理能力を測る試験が課されることがあります。形式はファームによって異なるため、応募前に傾向を把握し、計画的に準備することが大切です。
ケース面接:答えではなく「考え方」を見ている
ケース面接では、「〇〇の市場規模を推定してください」「〇〇社の売上を3年で2倍にするには?」といったお題に対し、その場で考えを組み立てて面接官とディスカッションします。
評価されているのは、主に次のような観点です。
- 論点設定:問われていることの本質を捉えられているか
- 構造化:抜け漏れなく、筋のよい切り口で分解できているか
- 仮説思考:限られた情報から、根拠のある仮説を立てられるか
- コミュニケーション:面接官の問いかけを受け止め、議論を前に進められるか
「正解」を出すことよりも、思考のプロセスを分かりやすく伝え、議論を通じて考えを深めていく姿勢が重視されます。
パートナー面接・最終面接
最終段階では、ケース面接に加えて「なぜコンサルタントなのか」「なぜこのファームなのか」といった志望動機や、クライアントの前に出せる人物かどうかが見られます。これまでのキャリアと今後の志向を、一貫したストーリーとして語れるよう準備しておきましょう。
まとめ
戦略ファームの選考は、ステップごとに見られているポイントが明確に異なります。やみくもに対策するのではなく、各ステップの評価軸を理解したうえで準備を進めることが、内定への近道です。
Strategy Talentでは、ファームごとの選考傾向を踏まえた対策をご提供しています。まずは無料キャリア相談でお気軽にご相談ください。