書類の壁
職務経歴書が「担当した作業の一覧」になっている
「PMOとして進捗管理・課題管理を担当」と書いても、読み手には何を考えて動いた人なのかが伝わりません。同じ経験でも、「どの課題に、どう判断して、何を変えたか」で書くと評価が変わります。
越え方経験を「作業」から「論点と判断」に言い換える
総合系・IT系ファームで働く方が、横滑りではない一歩を踏み出すために。
戦略をやりたくて、コンサルティングの世界に入った。けれど実際に任されるのは、PMO、システム導入、クライアント先での常駐支援。希望を伝えても、稼働の都合でアサインは変わらない。
「コンサルと言っても、しょせん高級派遣だろう」。飲み会で誰かに言われた言葉が、頭から離れない。戦略ファームに行った同期の話を聞くと、自分の仕事を説明する言葉が見つからない。
そう感じている方は、決して少なくありません。そして、その状況はあなたの能力の問題ではありません。総合系・IT系ファームの仕事には、確かな価値があります。ただ、その価値が「作業の一覧」としてしか見えておらず、次のキャリアの選考で伝わる形になっていないだけです。揶揄に言い返せる経歴は、いまの経験の中から作れます。
一方で、戦略コンサルへの転身は、同じ業界内の移動に見えて、実際には大きなジャンプです。このページでは、出身者がぶつかりやすい壁と、その越え方をまとめました。
職務経歴書が「担当した作業の一覧」になっている
「PMOとして進捗管理・課題管理を担当」と書いても、読み手には何を考えて動いた人なのかが伝わりません。同じ経験でも、「どの課題に、どう判断して、何を変えたか」で書くと評価が変わります。
越え方経験を「作業」から「論点と判断」に言い換える
進め方や手順の説明に寄ってしまう
日々の仕事で「抜け漏れなく、計画どおりに進める」力を磨いてきた方ほど、ケース面接でも網羅性と手順を優先しがちです。求められているのは、限られた情報から仮説を置き、論点を絞り込む動きです。
越え方仮説から入る思考の順番を、練習で身体に入れる
紹介されるのが、似たファームへの横滑りばかり
経歴だけを見て求人を当てはめると、どうしても現職と似た仕事が並びます。「何を実現したいのか」から逆算すると、戦略部門、FAS、事業会社の経営企画など、見える選択肢は変わります。
越え方目的から逆算して、選択肢そのものを広げる
経歴を大きく見せるのではなく、事実の中から「判断」を掘り起こします。
大規模システム刷新プロジェクトにPMOとして参画。進捗管理、課題管理、会議体の運営を担当。
5部門が関わるシステム刷新で、遅延の原因が部門間の要件の食い違いにあると特定。優先順位の判断基準を作って経営層の合意を得ることで、3か月の遅延を解消した。
販売管理システムの導入で、要件定義から設計までを担当。
現行業務を可視化した結果、受注処理の4割が例外対応であることを発見。システムに合わせて業務を標準化する方針を提案し、開発範囲を3割削減した。
※ 説明のために作成した架空の例です。数値も仮のものです。
「いつまでに動くべきか」に、一律の答えはありません。
ポテンシャルを見てもらいやすい時期です。実績の大きさよりも、限られた経験の中で何を考えて動いたかが問われます。ケース面接の準備に時間を投じる価値が最も大きい段階です。
小さなチームや担当領域を任された経験が、語れる材料になります。「このままマネージャーになるか、その前に動くか」を考える方が多い時期で、判断の軸を整理することが大切です。
大規模チームの運営やクライアント経営層との関係は、大きな強みです。一方で、入社時のタイトルや期待される役割が変わる場合があります。中長期で得るものと失うものを、冷静に比べる必要があります。
※ 職位の呼び方や期待される役割は、ファームによって異なります。
転職が正解とは限りません。まず、ご自身の答えを整理してみてください。
答えに迷う問いがあれば、それが面談で一緒に考えるべき論点です。結論が「今は動かない」になっても構いません。
プロジェクトごとに「何を考え、どう判断したか」を掘り起こし、選考で伝わる形に言い換えます。
総合系・IT系出身者がつまずきやすい点に絞って、書類とケース面接を仕上げます。
戦略ファーム、戦略部門、FAS・PE、事業会社まで視野に入れ、現実的な道筋を示します。
ご経験に見合ったタイトルと年収でのオファーとなるよう、条件交渉を代行します。
転職するかどうか、決まっていなくて構いません。
いまの経験がどう評価されうるか、どんな選択肢があるかを率直にお伝えします。